オイラでもマクロビオティックという言葉ぐらいは聞いたことがあります。
食物を陰と陽に分類することで健康や長寿を実現する考えですよね。
忌野清志郎氏がマクロビオティックを取り入れた代替療法を行ったり、
マドンナやトム・クルーズらがハマっているという話も聞いたりしました。
20世紀初頭、日本で「食育」の延長としての「食養」の考えが始まり、
欧米の食文化や栄養学と違う発展をとげた、独自の考えだそうです。
中でも興味深いのが基本的なポリシーの中のひとつ、陰陽調和です。
ナトリウムを多く含む食品は陽で、カリウムは陰、と区別するそうです。
塩は、味噌・醤油・肉などとならんで陽の代表的な食品だそうですが、
陰や陽という区別のしかたと善悪や良否とは無関係なのだそうです。
ただ、近年では色々な考え方が進んでいて一概に言えないのだとか。
驚いたことに、マクロビオティックもマクロビも、登録商標だそうです。
日常生活での利用法
アメリカ塩協会のサイト の Consumer salt tips に面白い話が載っていました。
We make no guarantees about the results (我々は結果に関して保証しません)
と断わったうえで、日常生活でのさまざまな塩の利用方法を紹介しています。
・肉の風味にアクセントをつけ、野菜の個性を活かします。
・メロンと他の果実のデリケートな風味を引き立たせます。
・塩とテレピン油の溶液はホーローの浴槽や洗面台の黄色ばみをとります。
・塩と酢のペーストは真鍮や銅の曇りを掃除します。
・濃い塩水を流し込むと台所のシンクの匂いや油の固まりを防げます。
・蛾を退治して蟻を追い払います。
・洗濯ノリに少量の塩を加えるとリンネルや綿に新品の光沢を与えます。
・熱による木製テーブルの白い斑点は塩とサラダオイルを混ぜて消します。
・バスルームの重要なアイテムです。
・うがい薬や目薬や歯磨き粉、消毒剤です。
さらに、用途ごとの詳しい説明がありますので、見出しだけ拾ってみました。
具体的な使い方については、カッコ内のリンクをクリックして原文でどうぞ。
【 健康と美 】
・うがい薬 ・歯磨き粉 ・マウスウォッシュ液 ・目の入浴剤
・疲れ目の湿布薬 ・足湯 ・ハチ刺されの応急処置薬
・蚊とツツガムシの応急処置薬 ・ツタウルシにかぶれた時
・入浴剤 ・皮膚角質除去 ・入れ墨を消す(注意!医療行為)
・拡張蛇行静脈の治療(注意!医療行為)
・激しい運動による塩分喪失を相殺するサプリとして(塩の錠剤)
【 ミラクルな用途 】
・油火災を消す ・ローソクのロウが流れるのを防ぐ
・暖炉の煙突のススを取り除く ・水族館の水槽の内側を掃除する
・金魚を爽快にする ・花鉢を美しくする ・切り花を新鮮に保つ
・造花を飾る土台にする ・除草剤 ・ツタウルシ殺し
・ガラスの霜よけ ・道路の凍結防止 ・靴の脱臭
【 台所 (料理のレシピを除く) 】
・早く湯を沸かします ・塩水で玉子を茹でると殻剥きが容易
・ポーチドエッグ(温泉玉子?)を白くする ・玉子の新鮮さをテストする
・皮をむいたリンゴ・洋梨・ジャガイモが褐色になるのを防ぐ
・ペカン(ピーカンナッツ)の殻をむきやすくします
・ホウレンソウをきれいに洗えます ・サラダをパリパリにします
・ジャガイモを上手く茹でられます ・脂ぎった鍋をきれいにします
・染みを付けられたカップをきれいにします
・オーブンをきれいにします ・冷蔵庫をきれいにします
・油火災を消す ・ローストしすぎたコーヒーの苦味を取り除く
・鶏や七面鳥を焼く前に内外(?)をこすると味が改善されます
・鳥の産毛を取り除きます ・曇った銀の食器をきれいにします
・銅の鍋をきれいに します ・コーヒーポットをきれいにします
・手からタマネギの匂いを取る
・新品の魔法瓶・水差し・デカンターや他の密閉容器を脱臭します
・流し台の排水を掃除します
・まな板を輝かせ、より軽くより明るくします。
・卵入りの皿の乾いた卵を掃除します。
・フライパンやワッフル焼き型プレートに食物が張り付くのを防ぎます
・チーズの型くずれを防ぎます
・クリームをホイップする時、より速くより高く仕上がるでしょう
・ミルクを新鮮に保ちます
・ゼラチンサラダ(※)やデザートが素早く作れます
(※フルーツや野菜のゼラチン寄せだと思われます)
【 掃除 】
・真鍮を掃除します ・枝編みの家具を掃除します
・敷物の上の油のしみを掃除します ・ほうきの寿命を伸ばします
・テーブルクロスや敷物にこぼれたワイン染みを掃除します
・テーブルに熱い料理を置いて残った白いリングを消します
・新しい人生をスポンジに与えます
・洗濯機で石鹸水がはしゃぎ過ぎるならそれを減らします
・色あせた敷物とカーペットを輝かせます
・発汗染みを消します ・黄ばんだ木綿やリンネルを輝かせます
・血液染みを消します ・カビや錆びの染みを消します
・ナイロン製品の色を調和させます
・粘着性のしみをアイロン掛けで取り除きます
・カーペットから「塩の染み」を取り除きます
【 塩水のスイミングプール 】
・塩水のプールはどれくらい一般的ですか?
・塩水のプールはどのように扱いますか?
・塩水のプールの恩恵は何ですか?
・どのように塩水のプールを保護するべきですか?
なにしろアメリカ語なので意訳しても怪しいと思いますが、お許しください。
We make no guarantees about the results (我々は結果に関して保証しません)
と断わったうえで、日常生活でのさまざまな塩の利用方法を紹介しています。
・肉の風味にアクセントをつけ、野菜の個性を活かします。
・メロンと他の果実のデリケートな風味を引き立たせます。
・塩とテレピン油の溶液はホーローの浴槽や洗面台の黄色ばみをとります。
・塩と酢のペーストは真鍮や銅の曇りを掃除します。
・濃い塩水を流し込むと台所のシンクの匂いや油の固まりを防げます。
・蛾を退治して蟻を追い払います。
・洗濯ノリに少量の塩を加えるとリンネルや綿に新品の光沢を与えます。
・熱による木製テーブルの白い斑点は塩とサラダオイルを混ぜて消します。
・バスルームの重要なアイテムです。
・うがい薬や目薬や歯磨き粉、消毒剤です。
さらに、用途ごとの詳しい説明がありますので、見出しだけ拾ってみました。
具体的な使い方については、カッコ内のリンクをクリックして原文でどうぞ。
【 健康と美 】
・うがい薬 ・歯磨き粉 ・マウスウォッシュ液 ・目の入浴剤
・疲れ目の湿布薬 ・足湯 ・ハチ刺されの応急処置薬
・蚊とツツガムシの応急処置薬 ・ツタウルシにかぶれた時
・入浴剤 ・皮膚角質除去 ・入れ墨を消す(注意!医療行為)
・拡張蛇行静脈の治療(注意!医療行為)
・激しい運動による塩分喪失を相殺するサプリとして(塩の錠剤)
【 ミラクルな用途 】
・油火災を消す ・ローソクのロウが流れるのを防ぐ
・暖炉の煙突のススを取り除く ・水族館の水槽の内側を掃除する
・金魚を爽快にする ・花鉢を美しくする ・切り花を新鮮に保つ
・造花を飾る土台にする ・除草剤 ・ツタウルシ殺し
・ガラスの霜よけ ・道路の凍結防止 ・靴の脱臭
【 台所 (料理のレシピを除く) 】
・早く湯を沸かします ・塩水で玉子を茹でると殻剥きが容易
・ポーチドエッグ(温泉玉子?)を白くする ・玉子の新鮮さをテストする
・皮をむいたリンゴ・洋梨・ジャガイモが褐色になるのを防ぐ
・ペカン(ピーカンナッツ)の殻をむきやすくします
・ホウレンソウをきれいに洗えます ・サラダをパリパリにします
・ジャガイモを上手く茹でられます ・脂ぎった鍋をきれいにします
・染みを付けられたカップをきれいにします
・オーブンをきれいにします ・冷蔵庫をきれいにします
・油火災を消す ・ローストしすぎたコーヒーの苦味を取り除く
・鶏や七面鳥を焼く前に内外(?)をこすると味が改善されます
・鳥の産毛を取り除きます ・曇った銀の食器をきれいにします
・銅の鍋をきれいに します ・コーヒーポットをきれいにします
・手からタマネギの匂いを取る
・新品の魔法瓶・水差し・デカンターや他の密閉容器を脱臭します
・流し台の排水を掃除します
・まな板を輝かせ、より軽くより明るくします。
・卵入りの皿の乾いた卵を掃除します。
・フライパンやワッフル焼き型プレートに食物が張り付くのを防ぎます
・チーズの型くずれを防ぎます
・クリームをホイップする時、より速くより高く仕上がるでしょう
・ミルクを新鮮に保ちます
・ゼラチンサラダ(※)やデザートが素早く作れます
(※フルーツや野菜のゼラチン寄せだと思われます)
【 掃除 】
・真鍮を掃除します ・枝編みの家具を掃除します
・敷物の上の油のしみを掃除します ・ほうきの寿命を伸ばします
・テーブルクロスや敷物にこぼれたワイン染みを掃除します
・テーブルに熱い料理を置いて残った白いリングを消します
・新しい人生をスポンジに与えます
・洗濯機で石鹸水がはしゃぎ過ぎるならそれを減らします
・色あせた敷物とカーペットを輝かせます
・発汗染みを消します ・黄ばんだ木綿やリンネルを輝かせます
・血液染みを消します ・カビや錆びの染みを消します
・ナイロン製品の色を調和させます
・粘着性のしみをアイロン掛けで取り除きます
・カーペットから「塩の染み」を取り除きます
【 塩水のスイミングプール 】
・塩水のプールはどれくらい一般的ですか?
・塩水のプールはどのように扱いますか?
・塩水のプールの恩恵は何ですか?
・どのように塩水のプールを保護するべきですか?
なにしろアメリカ語なので意訳しても怪しいと思いますが、お許しください。
濃度によって色が違う塩田
カイト(凧)を使った空撮写真家 Charles C. Benton 氏のサイト から転載した、
サンフランシスコ湾南部の沼沢地にある、美しい入浜式塩田の写真です。
塩分濃度によって繁殖力の異なる複数の緑藻類や小型甲殻類を生息させ、
池の色を、薄緑から濃いサンゴ色まで、さまざまに変化させているそうです。
談話室
荒らし対策の目的で記事コメントを承認制にしていますが、コメントは大歓迎します。
どの記事のコメントか迷ったときや、自由な話題は、この記事へコメントしてください。
ただし、コメントの内容によっては理由を明らかにせずに承認しないこともあります。
どの記事のコメントか迷ったときや、自由な話題は、この記事へコメントしてください。
ただし、コメントの内容によっては理由を明らかにせずに承認しないこともあります。
聖書における塩(後編)
今度は新約聖書の中の「ルカの福音書」14章。いわゆる「塩けのない塩」のお話しです。
イエスは、神を信じているといいながらも半信半疑な群集に対してこのように話します。
「塩は良いものですが、もしその塩けをなくしたら、
何によってそれに味をつけるのでしょうか。
土地にも肥やしにも役立たず、外に投げ捨てられてしまいます。
聞く耳のある者は聞きなさい。」
ここでの塩は完全に調味料として登場しますが、オイラにはこのお話、よく解りません。
聖書にはたくさん塩のエピソードがある中で、主なものをご紹介させていただきました。
イエスは、神を信じているといいながらも半信半疑な群集に対してこのように話します。
「塩は良いものですが、もしその塩けをなくしたら、
何によってそれに味をつけるのでしょうか。
土地にも肥やしにも役立たず、外に投げ捨てられてしまいます。
聞く耳のある者は聞きなさい。」
ここでの塩は完全に調味料として登場しますが、オイラにはこのお話、よく解りません。
聖書にはたくさん塩のエピソードがある中で、主なものをご紹介させていただきました。
聖書における塩(中編)
旧約聖書のモーセ五書に祭司や民のための律法や規定を定めた「レビ記」があります。
後年、キリスト教では、ユダヤ教の儀式に代わる典礼とすべく新たな解釈を加えました。
古代ユダヤ教では、ご存知「十戒」で神が語ったことを具体化したものとみなしており、
「ラビ(祭司)の教え」として、ユダヤ教の聖典であるタルムードの祖にもなっています。
そのレビ記2章13節に「神の塩」「塩の契約」の由来といわれる細則が示されています。
「あなたの穀物のささげ物にはすべて、塩で味をつけなければならない。
あなたの穀物のささげ物にあなたの神の契約の塩を欠かしてはならない。
あなたのささげ物には、いつでも塩を添えてささげなければならない。」
祭壇には、穀物の捧げ物とともに動物の生け贄が供えられたことを考え合わせると、
塩の腐敗を抑制する効果を活かし、祭司が食事に不自由しないようにしたのでしょう。
また、同じ旧約聖書のモーセ五書の「民数記」18章19節に次のように記されています。
「イスラエル人が主に供える聖なる奉納物をみな、わたしは、
あなたとあなたの息子たちと、あなたとともにいるあなたの娘たちに与えて、
永遠の分け前とする。
それは、主の前にあって、
あなたとあなたの子孫に対する永遠の塩の契約となる。」
この「永遠の塩の契約」が、神への信仰の拠りどころで、塩はそのシンボルでもあり、
古代ユダヤ教では同じ塩入れを使って食事をとることは信頼と友情の証しだったとか。
ただ清めるもの清浄なものでなく神の赦しと救いを保証した通行手形とも言えますね。
参考: レビ記(口語訳) ユダヤ教講座 契約の塩
後年、キリスト教では、ユダヤ教の儀式に代わる典礼とすべく新たな解釈を加えました。
古代ユダヤ教では、ご存知「十戒」で神が語ったことを具体化したものとみなしており、
「ラビ(祭司)の教え」として、ユダヤ教の聖典であるタルムードの祖にもなっています。
そのレビ記2章13節に「神の塩」「塩の契約」の由来といわれる細則が示されています。
「あなたの穀物のささげ物にはすべて、塩で味をつけなければならない。
あなたの穀物のささげ物にあなたの神の契約の塩を欠かしてはならない。
あなたのささげ物には、いつでも塩を添えてささげなければならない。」
祭壇には、穀物の捧げ物とともに動物の生け贄が供えられたことを考え合わせると、
塩の腐敗を抑制する効果を活かし、祭司が食事に不自由しないようにしたのでしょう。
また、同じ旧約聖書のモーセ五書の「民数記」18章19節に次のように記されています。
「イスラエル人が主に供える聖なる奉納物をみな、わたしは、
あなたとあなたの息子たちと、あなたとともにいるあなたの娘たちに与えて、
永遠の分け前とする。
それは、主の前にあって、
あなたとあなたの子孫に対する永遠の塩の契約となる。」
この「永遠の塩の契約」が、神への信仰の拠りどころで、塩はそのシンボルでもあり、
古代ユダヤ教では同じ塩入れを使って食事をとることは信頼と友情の証しだったとか。
ただ清めるもの清浄なものでなく神の赦しと救いを保証した通行手形とも言えますね。
参考: レビ記(口語訳) ユダヤ教講座 契約の塩
聖書における塩(前編)
新約聖書の4福音書に書かれた2つの系図、ヨセフの家系を示すマタイ1章1節と、
処女降誕と距離を置いてマリアの家系を示すルカ3章23-38節を比較しました。
どちらも、イエスは古代イスラエルのダビデ王の正統な子孫でメシアの資格があり、
キリストはダビデの28代、ダビデはアブラハムの14代にあたると書かれています。
さらに代を遡ると、アブラハムはノアの12代、ノアはアダムの10代にあたります。
余談になりますが、アブラハムはイスラム教での「啓典の民」の始祖でもあります。
アブラハムは、神の啓示に従って妻サライ・甥ロトと約束の地カナン(パレスチナ)
へ旅立ち、エジプトを経て、アブラハムはカナン、ロトがヨルダン低地に住みます。
旧約聖書冒頭の創世記によれば、その頃には商業都市ソドムとゴモラが繁栄し、
第19章には神が天から硫黄と火を降らせて2つの都市を滅ぼすくだりがあります。
これが聖書における塩の登場であり、最古の時代の記述ということになります。
「しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった。」(創世記 第19章 26節)
参考: 創世記(口語訳)
処女降誕と距離を置いてマリアの家系を示すルカ3章23-38節を比較しました。
どちらも、イエスは古代イスラエルのダビデ王の正統な子孫でメシアの資格があり、
キリストはダビデの28代、ダビデはアブラハムの14代にあたると書かれています。
さらに代を遡ると、アブラハムはノアの12代、ノアはアダムの10代にあたります。
余談になりますが、アブラハムはイスラム教での「啓典の民」の始祖でもあります。
アブラハムは、神の啓示に従って妻サライ・甥ロトと約束の地カナン(パレスチナ)
へ旅立ち、エジプトを経て、アブラハムはカナン、ロトがヨルダン低地に住みます。
旧約聖書冒頭の創世記によれば、その頃には商業都市ソドムとゴモラが繁栄し、
第19章には神が天から硫黄と火を降らせて2つの都市を滅ぼすくだりがあります。
これが聖書における塩の登場であり、最古の時代の記述ということになります。
「しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった。」(創世記 第19章 26節)
参考: 創世記(口語訳)
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