ご存知のとおり、生物にとって塩は不可欠であるとともに害毒にもなり得ます。
極端な例を挙げますと、水も、欠乏したり多量摂取すれば悪影響があります。
塩分に関しては、個人個人で味覚も違えば臓器における感受性にも差があり、
正しい知識を持ち正しく取り扱うことが美と健康の第一条件であると考えます。
このブログのタイトルに掲げました「おいしい」「身体にいい」につきましても、
あまり妄信したり忌避したりせず、正しく上手に使おうというニュアンスです。
販売自由化以降、塩を健康食品として扱うケースが増えたように感じますが、
「病気が治った」「傷跡が消えた」や「霊障が去った」などは極めて疑問です。
もし、健康食品をとる場合は、その必要性と根拠をしっかりに検討した上で、
「どのような食品を」「いつから」「どのくらいの量・頻度で」摂取しているのか、
期待した効果や予想外の変化があったか、毎日記録に残しておきましょう。
また、異変を感じたら摂取を中止して医療機関と保健所に相談して下さい。