政治と塩

残念なことに、自由に塩を作って売ったり輸入したりすることはできません。

詳しくは歴史の話題の時に書くつもりですが、生きてゆくのに欠かせない塩に、
税金を掛けたり売買を規制したりということが大昔から行なわれた名残りです。

日本でも1997年まで塩は専売制でしたが、代わりに塩事業法が制定され、
現在でも財務省理財局総務課たばこ塩事業室が管轄しています。

煙草や樟脳も塩と同じく専売品でしたが、国の財源確保のためのタバコ増税、
まさか次は塩、なんてことになりませんように。
管轄が財務省じゃあ、警察が刑法を作るようなモンですからねぇ。。

そういえば第一次小泉内閣で財務大臣だった塩川正十郎さんは、
「塩爺」というニックネームで親しまれていましたっけ。。